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より効果の高い読書をするべく『アクションリーディング』を読んでみた

はじめに

皆さん、読書はよくされますでしょうか?

自分はビジネス書や専門書籍をよく読むのですが、以前からあることが悩みでした。

それは「本で読んだことが身につかない」ことです。

読めども読めども読んだ内容を役に立てられない、あるいは読んだけどその内容を説明できない。

今回はそんな悩みを払拭するべく、赤羽雄二さんのアクションリーディングを読んでみました。

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"

 

学んだことと感想

「受け身」から「攻め」の読書へ

「受け身」とは、時間がなくて本が読めなかったり、本をダラダラと読んでしまったり、本を読んだだけで終わってしまったりすることです。

対して「攻め」とは、時間がない中でも積極的に本を読む時間を作り、短い時間で集中して読み、読んだ内容を自分の仕事や生活に活かす(行動に移している)ことです。

自分の場合、読書に費やす時間は人並み以上に設けていた方だと思いますが、期間を特に決めず1冊に数週間、もっとひどい場合は数ヶ月間かけてしまっていた(特に何百ページとある専門書籍において顕著)ので、本を読み終わる頃には最初の方に読んだ内容を忘れてしまっていました。

また、読んだ内容を行動に移すこともできていませんでした。

今後はこういった「受け身」な習慣を「攻め」の習慣に改めていきたいと思います。

 

なぜ本が読めないのか

書籍内では本を読めない理由として、下記のようなものが挙げられています。

  • 忙しくて読めない
  • 何を読んだらいいかわからない
  • 読みかけの本が増える、積読が増える
  • 忙しいのに本を読んでいていいのか気になる
  • 昔ほど集中して読めない

自分の場合は2点目と3点目が該当しました。

2点目に関しては、ビジネス書や専門書籍の場合はそうでもないのですが、小説の場合はよく当てはまりました。

ビジネス書や専門書籍の場合は自分の現在の欠点や問題点、足りていないと感じるスキルから読むべきものを導き出せますが、小説の場合は欠点や問題点等と結びつかず、読む必要性が感じられなかったからです。

これに対する解決策は、「自分に必要な本の感度を上げておくこと」だそうです。

ただ書籍内で挙げられている感度を上げる方法では、どの小説を読むべきかというところに結びつかなかった(少なくとも自分は)のでそこは残念でした。

3点目に関しては、分厚いビジネス書や専門書籍において顕著でした。

1冊を読み終わるのに時間がかかり過ぎてしまう一方、読みたい本はどんどん増えていくからです。

これに対する解決策は、「1冊きっちり読み終えて初めて次の本を手に取る」です。

併せて「期間を決めて一気に読むこと」も重要だと感じました。

その他の理由への解決策は、全て書いてしまうと書籍の内容の丸写しになってしまうので省略します。是非書籍を購入して自身の目で確認してみてください。

 

読書時間を捻出するには読書の優先順位を上げる

優先順位を上げるとは、本を生活に必要不可欠なものとしてスケジュールの中に組み込んでしまうことです。要するに読書を習慣化するということです。

そして、それは無理のあるスケジュールではいけません。

一番大事なのは「本を読む」こと自体ではなく本を読んで「行動に移す」こと、「成長する」ことだからです。

 

読んだ内容を身につけ、行動につなげる

読書の上で一番大事なのは本を読んで「行動に移す」こと、「成長する」ことと述べましたが、じゃあどうすれば読んだ内容が身につき、どういった行動をとっていけばいいのでしょうか。

書籍内で紹介されているものをいくつか紹介します(書いているうちにだんだんと増えてしまって紹介されていることほぼ全部書いてしまったような気がする…)。

 

マーカーを引く

これは定番ですが、実は自分は今まで買った本にマーカーやペンで線を引いたことがありませんでした。本を汚すことに違和感というか抵抗感があったからです。

ただ、結果として自分は今まで本の内容を身につけることができていませんでした。そのため、今回この書籍を読むことを契機として本に線を引き始めました。

後で見返す際に目印となるので、引き始めて良かったと感じています。

ちなみに線を引く基準は下記の3点だそうです。

  • 「なるほど!」と思ったところ
  • 「うまい表現だ」と思ったところ
  • あまり他では見ない、洞察力や知恵のある内容のところ

 

メモを書く

これは本を読みながらメモを取るのではなく、読んだ直後に書きます。読みながら書くとあまりに時間がかかりすぎるからです。

方法は赤羽さんの著書『ゼロ秒思考』に詳しく書いているのでここでは省略します(自分はまだ読んでいないので、この記事を書き終わったら読もうと思っています)。

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

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なるべく買って読む

これはマーカーが引けないからですね。

また必要なとき、読みたいときに読むほうが、真剣に読むことができるからという理由もあるそうです。

 

買ったらすぐ読む

買ってから時間が経ってしまうと読む気が無くなってしまうことって多々ありますよね。そうやって積読が増えていってしまわないようにするための方法です。

 

読みながらノートを取らない

メモと同じで時間がかかりすぎるというのが理由です。

自分も過去に線を引く代わりとしてEvernoteにメモやノートをとりながら読んでいたことがありますが、確かに時間がかかりすぎます。結局それをしていた本の数々は読んでいる途中で積読になってしまってい、ノートの内容は本の丸写しなので読み返すことはなく、全く役に立ちませんでした。

 

わからない部分があっても戻って読み返さない

内容が難しかったりわかりにくかったりするとどうしても読み返してしまうことってありますよね。

でもあれって相当タイムロスしてるんだと思います。

実際、今回この書籍を読んだときは読み返しをしなかっただけで2時間ほどで読了することができました。

 

好奇心と問題意識、目的意識を持って読む

問題意識を維持させるためには、読む前に「この本で何を得たいのか」「なぜこの本を自分は手にとったのか」を明確にしておく必要があるそうです。

また好奇心と問題意識、目的意識を持って読むと、内容が頭に入りやすいみたいです。

 

本を読む時間を制限し、アウトプットの時間を多くとる

これの理由は、先に述べたように読書の本当の目的が「読むこと」自体ではなく、読むことを通して「行動する」こと、「成長する」ことだからです。

アウトプットに関してはこの後で説明していきます。

 

読んだ内容を人に話したり議論したりする

言語化することで頭の中が整理され、理解が深まります。

自分みたいに話すことが苦手な人はいい練習になりますね。

自分の意見を持ったり、自分の意見を言うという訓練にもなります。

 

チャレンジシートを書いて宣言し実行する

チャレンジシートとは赤羽さんが考案したもので、「この本を読んだ目的、ねらい」「読んで良かったこと、感じたこと」「この本を読んで、自分は今から何をするか」「3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか」を書きます。

これをfacebook等で公開することによって、より意識が高まり、行動に移すことができるという寸法です。

また、記入後に定期的に見返して振り返ることも重要です。

チャレンジシートは書籍を購入すればフォーマットをダウンロードできるURLがわかるので、購入して活用してみてください。

 

ブログを書く

話すことと同じく、言語化することでより理解が深まります。

ちなみに文字数の目安は2000〜3000字程度で十分だそうです。

 

読んで半年たったら再読する

再読する理由はよい内容をしっかりと把握し、自分のものとするためです。

 

読むべき本のジャンルと冊数

赤羽さんによると、本は30歳までに300冊、300冊達成後は週1冊、つまり月4冊、年50冊程度読むのがいいそうです。

そして300冊のうち半分はビジネス書、スキルアップにつながる本、考え方のヒント、科学・技術・社会・歴史などの本で、半分は小説がよいみたいです。

なぜ小説なのかというと、自分とは違う人の人生や考え方を知ることで経験が豊かになり、人としての成長を加速させてくれるからです。

自分は先に述べたように小説は全く読んでこなかったので、この考えは新鮮でした。

 

情報感度の高め方

情報収集

情報感度を高めるには、普段から意識して情報収集の時間をとるといいそうです。

時間でいうと毎朝、毎晩30分ずつ。

書籍の中ではgoogleアラートやメルマガ等を使った方法が紹介されていました。

googleアラートに関しては下記のリンクも参考にどうぞ。

wepli-dot2.hatenablog.com

自分も早速いくつか単語を登録してみましたが、凄く便利で今まで使っていなかったのがもったいなく感じました。

 

問題意識を持ち、幅広い分野に関心を持つ

問題意識とは、仕事や会社の状況、会社が置かれた業界の動向、技術や規制の動向、日本の社会と経済、世界の動き、戦争やテロ、環境問題、食料問題などに対して、何でそうなんだろう、このままいくとどうなってしまうのかな、自分は大丈夫なのかな、などとあれこれ考えることです。

自分の場合、今までスキル的なことや業界のことに関しては結構問題意識を持てていたとは思うのですが、一方で自分の関心がなかった分野に関しては全く問題意識を持てていませんでした。

自分がこれまで参加してきた勉強会にきていたプログラマの方々はどの方も技術に限らずいろんな話題に興味・関心を持たれていました。そういった方々はどの方も技術力が高く、社会人としてもはるか彼方の存在に感じられ、そこが今までの自分との差であり、自分が技術者として伸び悩んでいる原因なのではないかと思いました。

これからはもっと幅広い分野に興味・関心を持ち、技術者としてこれまで以上に成長していきたいと思いました。

ちなみに理系の場合は政治、経済、社会科学系、文系の場合は科学、技術、工学にあまり関心を持たない傾向にあるそうです。

 

5年後どうなっていたいか目標を立て、そこから仮説を立てる

例えば自分の場合、「S社という、いわゆるSEとしてではなく、プログラマとして働くことができ、リモートワークができる会社で働く」という目標があります。

この目標から何冊か本を読み進め、今後どうしていくべきかという仮説を立てていく必要があります。

仮説の立て方は下記の通りです。

  1. 「こうかな」と思うことをまず仮置きで決める
  2. 仮置きで決めた内容がそれでいいか、もう一度検討する
  3. さっと情報収集して仮説を確認する
  4. できれば詳しそうな方の話を聞く
  5. 仮説を修正し、いったん確定する

仮説ができたら、その仮説に基づいて本を何冊か読み、行動に移します。

仮説→行動→検証を繰り返す、つまりPDCAサイクルを回す訳ですね。

こういった行動はこれまでできていなかったので、今後どんどん取り入れていこうと思います。

 

情報感度を高める7つの習慣

情報感度を高める習慣として、書籍内では以下の7つが挙げられています。

  1. 忙しくても普段からの情報収集を欠かさない
  2. 何にでも自分の意見を持つようにする
  3. その意見をあまり遠慮せずに人に言うようにする
  4. 結果が今一歩でも気にしない
  5. やる気を注入、補強する手段を持っておく
  6. 何でも相談できる相手を各世代で2名ずつ確保しておく
  7. 自分にはこれができるという自信をなるべく持つ

2〜4、7はズバリ自分に足りない、かつ今後絶対に必要になるであろうことなので、今後少しずつでも身につけていきたいと思います。

まとめ

この書籍を通して言われていることは、読書という手段を通してPDCAサイクルを回し、どんどん自分の成長につなげていくことが重要であるということだと思います。

実際、この書籍の内容は事前に立読みして少し知っていたので、それらを実践しただけでも効果を実感できました。

一方、今回この書籍を読んで、自分の欠点が改めて浮き彫りになりました。

言語化能力の欠如(記事を書くだけで12時間以上、日数にして3日もかかってしまった)、自分の考えを持っていなかった(記事が書籍からの転記が多くなってしまっていた、また書籍を早く読み終えることだけにフォーカスしてしまったために考えながら読めていなかった)、文章にまとまりがない等々。

今後はこれらの反省点と今回学んだことを元に、改めて読書に取り組み自分を成長させていきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

何かご意見・ご感想あればコメントもらえるとありがたいです。